フレデリック・W・ランチェスター(1868/10/28生まれ〜1946/3/8没)
イギリス人で28歳のとき、ランチェスター自動車会社を創業し社長に就任。
40歳のとき資金調達ができなくなり会社を売却し、技術コンサルタントに転向した。
1914年7月28日、第一次大戦が勃発。ヨーロッパ全土に,戦火が広がったことに刺激を受けて、戦闘における
力関係はどのような条件で決まるか、研究室で考え、10月2日に法則を着想した。
ランチェスターの法則は 第一法則(一騎打ちの法則)
第二法則(2乗法則) の二つからなっており、これが経営に大いに役立つ。
強者の戦略と弱者の戦略
経営戦略には、競争条件が特別有利な1位の会社が使う「強者の戦略」と1位以外の会社が使う「弱者の戦略」の2種類があり、内容は全く逆になっている。(1位とは何なのかはここでは省きます)
強者の戦略を使える会社は0.5%くらいしかなく、99.5%の会社は弱者の戦略を使わなければなりません。
弱者の戦略で経営すべき会社が強者の戦略を応用した経営をおこなうと経営効率が著しく低下します。
これは上述したようにそれぞれの戦略は全く逆になっているため、間違った戦略をとると人数に比例して誤りが大きくなり、場合によっては倒産の危険さえでてきます。
業績が思わしくない場合、7〜8割はここのところに原因があります。もし戦略を直さなければ引き続き損失が増加することになります。逆にこれを直せば粗利益が増し収益性がグンと良くなります。しかしここのところを教えているコンサルタントは少なく、また本やセミナーなどもほとんどが強者の戦略を解説しております。
1位でない限り「自社が弱者であること」を認識し「弱者の戦略を研究する」のが社長の最大の仕事です。
経営を構成している大切な要点に対する対策として
1.商品
2.地域
3.客層又はルート
4.販売
5.組織
6.顧客
7.資金
8.時間
などがありますが、それぞれの要点に対して戦略的であり、さらにそれらに対して一貫性を持った対策がなされていなければなりません
しかもこの要点を弱者の戦略で展開して具体的な戦術レベル、実行計画にまで落とし込んで行く事が必要です。
その為には現状を分析しどこをどう変えてゆくのか、どこが間違っているのか明確にしなければなりません。誤りがあった場合、根本的な原因が明確になり、どのようにすればいいのかが分かれば収益は必ず増大します。
社長の仕事はまさしくここのところであり、これが出来れば上級の戦略社長になれるのです